近畿大学農学部から、農業関連産業においてとっても頼もしい存在となる【アグリビジネスマイスター】が誕生したとのことで、昨日、認定授与式にお邪魔してきました!
作物を作って終わりではなく「いかに売れるものを作り、付加価値を高めていくか」へ発想の転換が求められる今。
農作物の生産から加工、販売までをトータルに学び、ビジネスにおいて実践できる人材を育成しようと、平成23年度から近畿大学農学部農業生産学科に開設されたのが「アグリビジネスマイスター認定制度」。
授与式では農学部の重岡茂学部長から今年新たに認定された4年生10名ひとりひとりに認定証が授与され、アグリビジネスマイスターの称号が与えられました。
実際に地域の企業や自治体と連携した実習によって、日本酒や金時いもジェラートの商品化に携わってきたという生徒のみなさんからは、現場で学んできたからこその、確かな自信に満ちているように感じられました。
(NHKニュースでも放送されました)
近畿大学農学部が認定する「アグリマイスター」取得に必須となっているのが「アグリビジネス実習」。
奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場を中心に、農作物の生産にとどまらず、地域の企業や自治体とも連携して、学生たちが育てた農作物を原材料に、日本酒「平群」シリーズや金時いもジェラート「へぐりっこ」を商品化!加工や商品デザイン、PR ・販売促進などにも携わっていらっしゃいます。
日本酒「平群」の純米大吟醸と純米酒には平群町産ヒノヒカリを100%使用。道の駅「大和路へぐり くまがしステーション」などで好評発売中!数に限りがあるそうなので、気になった方はお早めにどうぞ♪
金時いもジェラートは昨年秋から今年1月まで期間限定で販売したところ、素材と風味を生かした素朴な味わいが人気で、あっという間に完売したそう。
食べてみたかったな〜と思いますが、今年度も商品化の予定とのこと。待ち遠しいですねっ!アグリマイスターのみなさんの今後の活躍と、次なる商品の誕生に目が離せません!
こうした、地域も企業も学校も一緒に、地域一丸となった取り組みがますます増えると良いな〜思います。