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ゼロから農業への道「新規就農者の挑戦っ!」

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ゼロから農業への道「新規就農者の挑戦っ!」

スピーカー紹介

久野雄生さん(24歳) 松村凌太朗さん(20歳)

農業生産法人サグワットファーマーズ株式会社 久野雄生さん(24歳) 松村凌太朗さん(20歳)

右:久野雄生さん(24歳) 就農2年目。名古屋市緑区ご出身。
高校卒業後、進路に迷い、世界中を旅しているときに農業と出会う。

左:松村凌太朗さん(20歳) 就農1年目。愛知県東海市ご出身。
中学2年生のときに「自然に触れ合える農業をやりたい!」と強く思ったことから農業の道に進む。

 

とっても元気でやる気に満ち溢れた新規就農のお二人に出会いました。

出会ったのは、愛知県大府市にある農業生産法人サグワットファーマーズ株式会社

昭和23年からぶどう栽培をスタートさせた老舗のぶどう農園で、2015年に「フルーツガーデン鈴木」から「サグワットファーマーズ」に社名を変えて法人化。現在は、ぶどう狩り・巨峰狩り・ぶどう直売に加えて、ミニトマトの栽培・直売所の運営・露地栽培にも力を入れていらっしゃいます。

そんなサグワットファーマーズへ、ハローワークの求人を見て就職されたのが、今回ご登場いただく就農2年目の久野雄生さん24歳(右)と、就農1年目の松村凌太朗さん20歳(左)。

20170223_151414お二人とも、農家のご出身ではなく「農業をやりたい!」「好きなことを仕事にしたい!」と夢と希望をもって就職されました。

代表の鈴木史延さんの厳しくも温かいご指導のもと、路地で畑を任されて自分たちで考えながら試行錯誤しているお二人。

その道のりは、想像していたよりも厳しい世界だったそうですが、それを超えるやりがいと楽しさ、本当に農業が大好きで生き生きと取り組んでらっしゃるのが伝わってきて、応援したいと思っているこちらが、逆に元気をもらえたインタビューになりました。

世界中を旅して「農業」に出会った久野さんの今後の思い。
20歳のとってもしっかりした松村さんが金髪で農業をするワケとは?

農業の未来に明るい希望を感じさせてくれた若者お二人の登場です!ぜひご覧ください。

そしてこんなにも、たくましく頼もしいお二人が就職先に選んだ農業生産法人サグワットファーマーズ株式会社 代表取締役の鈴木史延さんは第5回農業経営者リレーに登場予定!

合わせてお楽しみに!!

  • ポイント1

    実家は農家ではないお二人。「農業をやりたい!」という気持ちを1番大切にして、農業生産法人への就職を選んだ。
  • ポイント2

    求人情報はインターネットとハローワークで収集。ハローワークから応募。
  • ポイント3

    就職の決め手は「自分の好きなことをやれそうだったから」
  • ポイント4

    農業の世界は甘くないことを実感しながらも、何より「楽しさ」や「やりがい」を感じて生き生き取り組んでいる
  • ポイント5

    畑を担当し、成功も失敗も「自分で考える」「自分でやってみる」環境を与えてもらっている

動画全文 「新規就農者の挑戦っ!」サグワットファーマーズ株式会社 久野雄生さん・松村凌太郎さん

ーサグワットファーマーズ株式会社 就農2年目の久野さんと就農1年目の松村さんにお話を伺います。よろしくお願いします。

(久野さん・松村さん)よろしくお願いします。

ーまず、農業をやりたいと思ったきっかけを教えてください。

(久野さん)僕は高校卒業後、進路に悩んで、海外に行き、そのときに農業にふれてみてやりたいと思いました。

ー海外でも農業をされてたそうですが、どんなところに惹かれましたか?

(久野さん)海外でのびのびやれたところと、マルシェなどで対面販売しているところを見て、とてもやりたいと思いました。

ー松村さんはどんなきっかけでしたか?

(松村さん)中学2年生のときに「自然に触れ合った仕事がしたいな」って思った瞬間に、「あっ農業だっ」て思ったので、農業をしたいなと思いました。

ーお二人ともご実家は農家ではないと伺ったんですが、最初はどうしたら良いか悩みませんでしたか?

(松村さん)そうですね、実際に農業をしている人に弟子入りみたいなのをしなきゃいけないんだなーと思ったんで、農業生産法人に就職して農業をしようと思いました。

ー久野さんは農業をやりたい!と思った時に、どういう道で進もうとされたんですか?

(久野さん)最初はもう修行しないといけないなっていうのもありましたし、自分が想像しているよりすごく難しいなとは思ったんですけど、「やりたい」という気持ちのほうが強くて、今、農業法人に就職してやっています。

ー松村さんは農業をしたいと思って、最初はどのように情報収集されたんですか?

(松村さん)インターネットで農業求人サイトを調べたり、ハローワークにいったり、調べまくりました。

ー一番有力な情報が得られたのはどこですか?

(松村さん)やっぱりインターネットですかね。最近だとインターネットが強いかなと思います。

ーどうしてこのサグワットファーマーズに決めたんですか?

(松村さん)面接した時に一番好きなことがやれるなって思ったんで、ここを選びました。

ー久野さんはどうのように情報収集されましたか?

(久野さん)僕も同じくインターネットで情報収集させてもらって、そのあとにハローワークのほうが紙が見られたりだとか現実的だったので、ハローワークの求人を見ました。

ーすごく夢と希望をもって就職されたと思うんですが、実際入られてどうでした?

(久野さん)実際入った時はもう何も分からない状態だったんで、自分が想像しているより本当に甘い世界じゃないな~っていう感じは受けました。

一応、僕らの担当している畑があって、そこで「自由なことをやっていいよ」って言われて、収穫ができないときとか、天候に左右されるっていうのが一番大きいかなと思います。

ー逆に希望だった農業をやって良かったと、一番実感したのはどんなときですか?

(久野さん)実際に収穫ができて、ものを販売して売れた時とかはやっぱり嬉しかったです。

(松村さん)1年目ですけど、現実をたたきつけられました。厳しいぞ、甘い感じで入って実際やってみたら、めちゃくちゃきつくて、、、収量もとれないし、お金も稼げないし、きついですけど楽しいですね!

ーどんなところが楽しいですか?

毎日楽しいですよ!何やっても結局楽しいなっていうことろにたどり着くので、好きなことやってるんでめちゃくちゃ楽しいです。

ー代表の鈴木さんからのご指導で、一番印象に残ってるエピソードを教えてください。

(松村さん)グサッときたのは、「お前らのやってることは家庭菜園だ。」です。「甘くないぞ、しっかりやれ」っていうことは、めちゃくちゃ言われます。

ー具体的に今後のビジョンおしえてください

(久野さん)今後のビジョンは、まだほんとに自分、技術満たないんですけど、いずれ世界、海外に行ったんで、どうにか海外で、もし少しでも貧困の人たちのためになれたらなと思っています。

ー作りたい作物へのこだわりはありますか?

(久野さん)特にはないんですけど、路地野菜でほんと旬なもの・新鮮なものを地域の方やいろいろな方に食べてもらいたいなっていうのはあります。

ー松村さんの今後のビジョンはいかがでしょうか?

(松村さん)若者を増やして行きたいですかね。
先陣切って僕がやって、こんな頭ですけど、こんな奴でもできるんだって思ってくれたら幸いですかね。
そういう風で金髪にしてることもあるので、若者の農家が増えたら良いなと思います。

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ーお二人の夢をこれからも応援してます!久野さん、松村さん、ありがとうございました。

会社情報

農業生産法人 サグワット・ファーマーズ株式会社

農業生産法人 サグワット・ファーマーズ株式会社

ファミリーにも人気の大ぶどう農園
ぶどう狩り・巨峰狩り・ぶどう直売・ ミニトマト栽培・露地栽培
〈住所〉愛知県大府市長根町5丁目63
〈電話〉0562−46−3707
〈HP〉http://www.budou-suzuki.com
〈mail〉info@budou-suzuki.com

 

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