この度、新しいプロジェクトがスタートしました。
日本の農業の重要課題である「生産性の向上」と「省力化」にICT(情報通信技術)を通じて貢献し、
日本の農業全体の活性化を目指す「ドコモ農業ICTプロジェクト」を推進する
(株)NTTドコモと(参考:ドコモの最前線)
農業をもっと楽しく!畑を真ん中にさまざまな楽しいイベントを展開!
スーパーアグリテインメンター大西雅彦さんが代表をつとめる
そして、 「プラス農業」をキャッチフレーズに、食と農に特化したプラットフォーム
『SMART BEANS』を提供する田園社会イニシアティブ(株)による3社協働プロジェクト。
まずは、docomoの社員のみなさまのリフレッシュを目的とした福利厚生やIRの一環として
先月7月30日に[体験農業研修 第1回トライアル]を実施しました。
今回ご参加いただいたのは、NTTドコモ神戸支店のみなさま。
さっそく18種類ものミニトマトを育てているハウスを見学。
続いて夏野菜がいっぱい育っている畑へ。
オクラのお花の下はこんな感じになっています。
オクラは上に向かってできる珍しい野菜。
普段あまり見ることのない収穫前のお野菜にみなさん興味深々。
大西さんから飛び出す夏野菜のおもしろ知識に
「へーーー」「えーーーー」
驚きや感嘆の声があがります。
そしてスイートコーン畑で収穫体験!
この日にちょうど採れ時になるよう、5月末ごろに植えられたそうですが
暑い日が続き、思ったより熟すのが早かったとのこと。
時期を過ぎると、実がしわしわ〜っとなってしまうそうですが、
せっかくなので収穫体験!
一部に水分が抜けたようなしわしわとなった部分もありましたが、
それでもそこを避けて食べれば
「甘いね〜」「採りたては美味しいね〜」との声がたくさん。
自然が相手なので、「計画通りにいかないこともある」ということも
畑で見たからこそ、またひとつ、体感をともなう大切な学びとなりました。
大西さんからスーパーでのおいしいコーンの選び方の豆知識なども。
そしてそして〜!
青々とした稲が育つ水田に現れた、小さな白い箱のようなものが!
NTTドコモが昨年から新潟県にて実証実験を重ね
今年4月から販売を開始した水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch(パディウォッチ)」
水田管理の効率化とコスト削減に最適なPaddyWatch(パディウォッチ)には、
センサ機能とドコモの通信モジュールが搭載されていて、水田に設置することで
10分毎にセンサから水位・水温・温度・湿度の4つの情報を取得することができるのだとか。
それらの情報を1時間毎にドコモのネットワークを通じてクラウドに送信。
生産者は専用のアプリケーションを介してスマートフォンなどで水田の状況を確認でき、
水位や水温の変化を把握したうえで水田へ行って水やりなどの対応を効率的に行うことができるそう。
また、こうしてクラウド上に蓄積した情報を時系列で過去と比較して表示することで、
傾向の把握や今後の農作業の計画立案などに役立てることができます。
ドコモで販売されている機器が実際に使用されている様子にみなさんのテンションもますますアップ!
さて、まだまだ体験は続きます。
笑顔あふれた体験の続きは後編で。
参考:報道発表資料:水稲向け水質管理システム「Paddy Watch」を販売開始